アセトアルデヒドがどれだけ総ビリルビンに影響を与えるかというお話

アセトアルデヒドは肝臓の機能の低下と密接に関係があります。

 

アセトアルデヒドは、アルコールが分解されてできる物質です。
アルコールは体内に吸収されると、肝臓でアルコール→アセトアルデヒド→酢酸→水・二酸化炭素の順に分解され、尿と共に体の外に出されます。
化学式はCH3CHOであり、CHOのH(水素)、O(酸素)の部分が反応性に富んでいます。

 

アセトアルデヒドは、体内に様々な影響を及ぼします。
例えばアセトアルデヒドは、二日酔いの時に感じる頭痛の原因になります。
アルコールやアセトアルデヒド、酢酸には、血管を広げる効果がありますが、続くと血管が炎症を起こして頭痛が起こります。
アセトアルデヒド自体も化学反応性に富んでいるので、肝臓に存在するだけで、肝臓の細胞を傷つけていまい、肝臓の機能が低下します。

 

ところで肝臓には、代謝、解毒、胆汁生成の3つの機能があります。
代謝は糖や脂肪を蓄えたり、エネルギー源として分解することです。
解毒は体内に取り込まれた有害な物質を分解して、胆汁に溶け込ませ、体外へと排出します。
胆汁生成は、肝臓で作られた分解物を体外に出すために、コレステロールから胆汁をを生成しています。

 

アルコール分解は解毒の機能で行われますが、アルコール分解が始まると他の肝臓の機能が低下します。
なので、アセトアルデヒドが体内に多くあるほど、他の機能が行わなくなり、代謝が行われなくなります。
アセトアルデヒドを多量に分解している肝臓では、中性脂肪が肝臓中に溜まっていくので、アルコール性肝脂肪へになってしまいます。
肝脂肪になると、肝臓へ流れる血のめぐりが悪くなり、肝臓で処理する血液の量が減るので、肝臓の機能が徐々に低下していきます
肝脂肪は悪化すると肝硬変や肝臓がんになることがあります。

 

一方、ビリルビンとは血液や胆汁の中に含まれる色素のことです。
血液中のビリルビンの量は肝臓の機能低下と関係しています。
ビリルビンとは、ヘモグロビンが分解されてできた血液に含まれる非抱合型ビリルビンと、胆汁に含まれる抱合型ビリルビンがあります。
肝臓で胆汁が生成されますが、その際にビリルビンは肝臓内で非抱合型から抱合型に変わります。
肝脂肪や肝硬変となった肝臓では肝機能が低下しているので、肝臓で非抱合型から抱合型へとビリルビンが変わらなくなり、血液中のビリルビンの量が増えていきます。

 

アセトアルデヒドが原因で肝臓の機能の低下すると、血液中のビリルビンの量が増えていきます。

 

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