胆石症はビリルビン値を底上げする!

胆石症とは、肝臓の胆管にできる結石を総称して胆石と呼びます。
胆石はビリルビンが原因でできるものがあります。

 

 

ビリルビンは血液検査の検査項目として用いられています。
ビリルビン値は肝臓の働きとその上昇に密接に関係がありますが、胆石とも深く関係しています。

 

ビリルビンには、非抱合型ビリルビンと抱合型ビリルビンがあります。
非抱合型ビリルビンは、赤血球が寿命で壊れる際に、ヘモグロビンが分解されてできる黄色の色素のことです。
非抱合型ビリルビンは、血液中を通って肝臓へ移動して、肝臓で抱合型ビリルビンに変化します。
抱合型ビリルビンは、肝臓で胆汁の成分に含まれ、肝臓、胆嚢、十二指腸、小腸を通ったのち、ほとんどは便として体外に出ます。
肝臓内で胆汁が通る胆管のどこかに胆石ができると、胆汁の流れを妨げてしまいます。
胆汁の流れが滞ると、胆汁中のビリルビンは血中に逆流してしまい、ビリルビン値が上昇します。
胆汁は肝臓で合成される脂肪の分解を助ける消化液でもあり、胆汁酸を含んだアルカリ性の黄色い液です。

 

胆石の原因の80%はコレステロールが原因となるコレステロール胆石ですが、他20%に含まれる胆石に色素が原因となって起こる色素系胆石があります。
ビリルビンが原因となってできる胆石は、色素系胆石に分類されます。
ビリルビンカルシウム胆石は、胆管が細菌に感染したり寄生虫に感染して、胆管が炎症を起こしてしまい、ビリルビンがカルシウムと結合しやすくなると、ビリルビンカルシウム胆石ができます。
胆汁自体の酸性度がアルカリ側に傾くと、ビリルビンがカルシウムと結合しやすいので、ビリルビンカルシウム胆石ができやすくなります。

 

 

ビリルビンと関係する胆石には、胆石ができる場所によって次のようになります。
胆嚢胆石とは、胆汁を蓄える胆嚢内にできる胆石のことです。胆石のうち約80%が胆嚢胆石です。
総胆管胆石とは、胆嚢にできた胆石が胆嚢から総胆管に出た場合に呼ばれる胆石、または総胆管に直接できた胆石を指します。
肝内胆石とは、肝臓の中の胆管に直接できた胆石を指します。
肝内胆石の80%はビリルビンカルシウム胆石です。

 

原因としては、胆汁の流れが悪くなっている、食生活が低脂肪で炭水化物にかたよっているなどが考えられます。
食生活を改善することで、胆石を無くしていくことができます。

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